「テニスボール異聞録 」- 阿満多 - ここから展2025
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2025年8月20日 12:00 ~ 2025年8月26日 16:00
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作家名:阿満多
タイトル:「テニスボール異聞録」
表現方法:アクリルマーカー
サイズ:横1270mm×縦280mm
【作品について】
この作品は、私が「巨大なテニスボールにぶつかって異世界に飛ばされる」という夢から着想を得たフィクション絵巻です。その球はただのボールではなく、時空を歪める装置のような存在で、歴史上のあらゆる時代から人々を吸い寄せ、ひとつの世界に集めてしまいます。人々は何が起こったか分からず、戸惑いながらも球を取り囲み、不思議な交流が始まります。私はただの観客でありながら、いつの間にかこの「穿越ボール事件」の登場人物として記録されてしまいました。版画の技法で登場人物の動作や衣装の細部を描き分け、異なる時代感を一画面に同居させることで、この不条理でユーモラスな夢の空気を表現しています。観る人それぞれが「自分ならどこから来たか」を想像できるよう、物語の余白も意識しました。
【略歴】
2005年生まれ,中国の南出身
2024年中国美術学院附中卒業
2025年から多摩美術大学版画専攻
【展示・受賞歴】
[受賞]
2016年浙江省中小学生芸術祭ポスターデザイン金賞
2020年中国美術学院ポスターデザイン銀賞
【創作活動への思い 】
私はいつも、古典と現代のちょうど中間くらいでふらふらしてます。シンプルな線でどこまでやれるか試すのが好きで、描くときはつい余白を残しがちです。人と人のちょっとしたしぐさとか、目線の交差とか、生活の中の「なんでもないけどなんかいい瞬間」をつかまえたいと思ってます。
昔の絵巻や日本・中国の古典絵画に出てくる、ちょっと変で笑える場面にも弱くて、つい自分なりに現代風にアレンジして遊んじゃいます。
作品は、技法に縛られず、ドローイングや色鉛筆、紙や布、なんでも使って「楽しそうだからやってみた」を大事にしてます。真面目になりすぎないように、でもちゃんと自分の目で世界を見ていたい。そんな感じで、今日もマイペースに線を引いてます。
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