
「郷愁」- 木住野瑞紀 - ここから展2025前期【選抜展】
¥100,000,000 税込
残り1点
作家名:木住野瑞紀(キシノミズキ)
タイトル:「郷愁」
表現方法:日本画
サイズ:横530mm×縦803mm
【作品について】
地元を離れて約8年。故郷を思う気持ちは年々強くなってきました。年に一度帰省するたびに、都市化が進み変わりゆく地元を見て、仕方がないことだと思いつつも記憶と変わらないものを探しながら、まるでゾンビのようにさまよい歩いてしまいます。
本作に描かれているのは、実家の近所に昔から生えている大きなソテツの葉です。いつかこのソテツも切られてしまい、なくなってしまうのだろうと、帰省のたびにそう思いながら、その葉の下をくぐります。
小さな画面の中でソテツの葉をいかに大きく、またひろがりを感じるようにみせられるか考えながら構図を練って描きました。
幼少期の思い出、懐かしさ、焦燥感などを感じられるような絵作りを心がけました。
【略歴】
長崎出身
2023年多摩美術大学絵画学科日本画専攻在籍
【展示・受賞歴】
【受賞】
2023 第68回 長崎県展 入選
【グループ展】
2024 東京九段耀画廊
『うたの心』展
2024 デザインフェスタギャラリー原宿 EAST
五美術大学交流展 第1回小作品展
2024 銀座アポロ昭和館
五美術大学交流展 第2回小作品展
2025 銀座洋協ホール 五美術大学交流展
2025 gallery lucky Hirohito
『惑星の内辺』展
2025 弘重ギャラリー
五美術大学交流展 第3回小作品展
2025 ギャラリー国立 春の小作品展
2025 銀座中央ギャラリー第2(315号室)「SM315』展
2025 弘重ギャラリー 五美術大学交流展 第1回小作品展
2025 GALLERY IRO small paintings
【創作活動への思い 】
日々の暮らしで感じたことや心情を主にテーマとして描いています。最近は地元の長崎を題材にして描いたりもしています。
絵との距離は人それぞれなので、その距離ごとにできることをやり切るようにしています。
展示やタイムラインで「サッと見る」人に向けては、まず構図がよいこと、色彩がよいこと。
立ち止まって「じっくりと見る」人に向けては、描き込みや技法、マチェール表現に味わえる部分があること、筆致が美しく絵肌にストレスが無いこと、モノとしてそれが良い仕上がりであること、この絵は一体何なのだろうと考えられるようにすることなどを心がけています。
日本画画材特有の質感や色味をいかした温かみのある絵作りを目指しています。
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