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「みあげる」- 築山知香 - ここから展2025後期【選抜展】
¥100,000,000
作家名:みあげる タイトル:「みあげる」 表現方法:アクリル画 サイズ:横910mm×縦727mm 【作品について】 遠いところを見つめてただただぼんやりする時間。空気に溶けていくような。 【略歴】 2004年生まれ 東京都出身 2023年3月 東京都立片倉高等学校造形美術コース卒業 2025年 東京造形大学 造形学部 美術学科 絵画専攻領域3年生 【展示・受賞歴】 【個展】 2023年6月 coffee ritmos 「ゆりかごのなかで」 2024年5月 至福の野菜料理店 幸の木 「おひさまのあじ」 【グループ展・企画展】 2023年10月 東京造形大学CS祭 「chanoha」 2024年5月 横浜赤レンガ倉庫 「The SQUARE」 2024年8月 ギャラリー国立東京五美大公募展「ここから」 2024年10月 東京造形大学CS祭 「イマジナリーたまごとじ」 【受賞】 キラリナアートアワード佳作 【創作活動への思い 】 鑑賞者と画面を通して体の感覚を共有できる作品を描きたいと思い、制作しています。 誰でもどこかで共通しているであろう気持ちや想い。当たり前すぎてあえて言葉にしないような感覚。それを追うことで、自己理解はもちろん、他者への理解も深められるのではないかと考えます。 痛みだったり、やすらぎだったり。 生きている中で自然に生まれる心の動きを記録し、振り返る役割に、私の作品がなれたら。間接的に誰かが同じ感覚を持つ人がいると感じることができたら。 その架け橋になることが出来たら、とても素敵なことだと感じます。 気にしなければ何気なく通り過ぎてしまうような感覚を、みんなが共通して持つ人体という形を借りて、大切に残していきたいと思います。
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「派生」- lime - ここから展2025後期【選抜展】
¥100,000,000
作家名:lime(らいむ) タイトル:「派生」 表現方法:油彩 サイズ:縦803mm×横652mm 【作品について】 描いている最中に、自分の意識と無意識の狭間を描くようにした作品です。 【略歴】 2003年生まれ、東京都出身 女子美術大学芸術学部美術学科洋画専攻 在学中 【展示・受賞歴】 【グループ展】 2023年 「目とダンスを踊りたい」女子美術大学 2024年 「野に出る展」県立相模原公園サカタのタネグリーンハウス ギャラリーみどり 「ここから展」ギャラリー国立 2025年 「ちるちるみちるvol.19」高円寺シーシャ喫茶ちるちるみちる 「ten bumblebees,ten boxes,ten breakthroughs.」KOGANEI ART SPOT シャトー2F 【創作活動への思い 】 何気ない日常や風景で目に止まるもの、""なんとなく良い""と思うものを忘れないために描いています。
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「窓」- 田村優太 - ここから展2025後期【選抜展】
¥100,000,000
作家名:田村優太 タイトル:「窓」 表現方法:立体作品 サイズ:横485mm × 縦540mm 【作品について】 1. 「すりガラスにセロハンテープを貼ると、窓の向こうが透けて見える」と、小さい頃、誰かが教えてくれたことをふと思い出しました。 2. 私のアルバイト先には、何もない壁にブラインドカーテンが掛かっています。窓のない壁の空間を埋めるための妙案です。 3. もし、何もない壁にふと窓が現れたら、窓の向こうには何が見えるでしょうか。 セロハンテープを貼り、窓の向こうを見ようとした僕たちがそこに映っていると思います。 【略歴】 2005年生まれ愛知県出身 武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科 在学中 【展示・受賞歴】 【グループ展】 2023年 「旭美展」 愛知県美術館ギャラリー 【創作活動への思い 】 飲みかけのコップの水が大海原のように見えたことや、散歩中に見た不思議な水面の光についてなど、日常の小さな発見を制作のテーマにしています。 最近では、十メートル四方の折り紙を用いて、四畳半サイズの折り紙風船を折りました。手のひらに収まる小さな紙風船も、四畳半の大きさになると、一人では折ることすらできません。数人がかりで折り上げても、今度は膨らませるのに一苦労です。 普段の生活では直面しないような悩みと向き合う時間は、長く感じられる一方で、同時に楽しい時間でもあります。 こうして、ちょっとした発見が、制作を通してちょっとしたことではなくなる瞬間に、とてもワクワクします。 作品を通して、そのワクワクが誰かに伝わり、毎日の目線が少しでも楽しいものになれば嬉しいです。
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「光の墓標」- アザミユウカ - ここから展2025後期【選抜展】
¥100,000,000
作家名:アザミユウカ タイトル:「光の墓標」 表現方法:油彩 サイズ:910×910 【作品について】 【略歴】 2004年生まれ神奈川県出身 2025年東京造形大学 美術学科 絵画専攻領域 【展示・受賞歴】 【創作活動への思い 】
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「今、俺は、」- 橋本 春希 - ここから展2025後期【選抜展】
¥100,000,000
作家名:橋本 春希 タイトル:「今、俺は、」 表現方法:油彩 サイズ:横650mm×縦910mm 【作品について】 14歳の頃、ずっとこの日々が続くと思っていた。 今20歳という地点で、私たちはそれぞれ全く別の場所にいる。学生もいれば社会人もいる。 新たな街や人間に触れて、目まぐるしく変わる環境に、元々私だったものが追い出されて、その環境に順応するようへと作り変えられていく。 地元へ帰ると、この街にいた頃の私とは違う私のような気がして、それに見ないふりをしていた。 彼らは中学校の同級生だ。 三人はもう、住んでいるところも職業もてんでんばらばらだが、いつもの公園に集まればあの頃のままバカやれる。 それぞれが違う方向を向いていても、どこまでいっても変わらない、そんな彼らの関係性にリスペクトを持って描いた。 【略歴】 2005年生まれ愛知県出身 2024年多摩美術大学入学 【展示・受賞歴】 【グループ展】2023年 旭美展 愛知県美術館 【創作活動への思い 】 日常の何気ない場面や、大切な瞬間など、誠実に、地に足つけた絵を描きたい思いがある一方で、本当に描きたい衝動に駆られるのは、手に入らないものばかりです。これまで、そんな自分を認めたくなくて、筆の乗らないものばかり描き続けてきましたが、今回の展示の制作で、自分では叶わないものに思い焦がれていることを痛感しました。 もっと自分自身を知る意味でも、正直に、自分の感じたありのままの衝動をキャンバスにぶつけたいと思います。 普段は、自由帳感覚のドローイングから構想を得て、フラットな支持体に油絵を描いています。ドローイングで筆を走らせた時に、一番最初に得られる生の触感を、ペインティング上でも再現したいです。
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「在処」- 須澤 芳美 - ここから展2025後期【選抜展】
¥100,000,000
作家名:須澤 芳美 タイトル:「在処」(アリカ) 表現方法:岩絵具、水干絵具、水彩 サイズ:横600mm×900mm 【作品について】 関わる相手や場面によって、同じ人でも多様な面を見せますが、その全てが同じその人であるということを考えているうちに、目の前にいる人はどこにいて、何なのかという考えになりました。 1番関わりの深い妹を、私から見た記憶に残る場面、他人から見た妹の写真を参考にコラージュを用いて1人の人の存在についての迷いと多様な面を表現しました。 【略歴】 2003年生まれ 武蔵野美術大学在学中 【展示・受賞歴】 【創作活動への思い 】 目の前のものを見るときも、作品を制作するときも視点の違う考えや見え方がたくさん浮かんできて悩む癖があるので、その迷いやどんどん曖昧になっていく目の前の対象物の痕跡をなるべく多く残せるように心がけています。 人物に特に興味を持っていて、最近は存在や違和感を感じる瞬間について考えることが好きです。 気配を感じる瞬間を探すのも好きで、さびれた商店街や住宅街に散歩に行ったり旅行に行ったりしています。 今は断片的な記憶や考えをちぎったり、重ねたり透けさせたりできるコラージュが合っているような気がしています。 寂れた気配を感じる瞬間と人物の存在についての迷いを合わせた絵を描いていけるようになりたいと思っています。
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「透明な方角」- KOH - ここから展2025後期【選抜展】
¥100,000,000
作家名:KOH タイトル:「透明な方角」 表現方法:油彩 サイズ:横850mm×縦455mm 【作品について】 油絵具の透明性を活かし、透明と半透明の層を重ねていくことで、絵の具の層の中にふと現れる空間や光を実感しながら描いています。空間は深い海に似ていると思うことがあります。空間を観察するということは、その海に潜って海底の微かな起伏を確かめにいくような行為です。触れそうな取っ掛りを実感し、触れられそうで触れられないものの儚さを知り、深いところにある温かさを感じるような観察を大切にしています。 【略歴】 武蔵野美術大学 油絵学科油絵専攻2年 【展示・受賞歴】 【創作活動への思い 】
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「回想の形」- 管野実結 - ここから展2025後期【選抜展】
¥100,000,000
作家名:管野実結 タイトル:「回想の形」 表現方法:スクリーン捺染、浸染、絞り加工 サイズ:横727mm×縦500mm(M20号) 【作品について】 事象としての過去が時間を経て記憶となり、分解し、再構築し、当時をそのままに思い出すことはできません。基の過去を記憶のレイヤーが覆い、ある部分はより不明瞭で、角度によっては全く見えなくなります。 今回の作品は、感情が混ざり合って混沌としている悲喜交々の状態を基として制作しました。また、記憶のレイヤーの作成に用いた縫い絞りの、まっさらな状態から皺がつき元の形から離れていく過程が、過去が記憶となる変遷に近いものを感じます。ご鑑賞の際はぜひ、様々な角度からご覧ください。 【略歴】 2003年生まれ山形県出身 女子美術大学デザイン・工芸学科工芸専攻染コース卒業 女子美術大学 大学院美術研究科 博士前期課程 美術専攻 工芸研究領域(染)1年 【展示・受賞歴】 【グループ展】 2023年 ISETAN呉服×女子美2023(伊勢丹新宿店/東京) 2024年 Renden-vous aux jardins 2024 'Les cinq sens au jardin'(Cairnhill/フランス) Arts and Crafts Movement びび美展(萬翠荘/愛媛) Natural Pigments Festival 3rd(エコギャラリー新宿/東京) 【受賞歴】 2024年 第3回全国学生絞り染織作品展(横浜馬車道アートギャラリー/神奈川) 技術賞受賞 JOSHIBISION2024−アタシの未来−(東京都美術館/東京) 笠原美智子賞受賞 女子美術大学2024年度芸術学部・短期大学部卒業制作展/修了制作展(女子美術大学相模原キャンパス/神奈川) 卒業制作賞受賞 【創作活動への思い 】 忘れられた記憶/過去を主題に伝統的な技法を基盤として制作し、染め布が現代の作品となる形や表現に着目しています。現在は絞り技法を用いた表現の研究を進めており、布という支持体に可能性を感じています。普段は工芸分野に身を置いていますが、ヴィジュアルやプロダクトデザイン、版画に興味があり、またそれぞれ染の考えに似ている所があると感じています。画面構成のバランス、用の美、色彩のレイヤー、様々な要素を取り入れながら、しかし、「手でものを作る」という工芸の基点を忘れずに、染表現と染めによる作品の在り方を探っていきます。